岩手透析ネット
岩手透析ネットとは岩手県災害時透析医療支援網アマチュア無線による定期交信通信訓練
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 新聞掲載記事web版記事は消去されました
◆ 岩手日報2014年8月16日版
震災企画「あすへ備える」第5部 医療・福祉の現場(3)
にて、岩手透析ネットについて
岩動先生が取材を受けた記事が掲載されました。
◆ 讀賣新聞2014年9月5日岩手版
企画・連載【震災3年半】 アマ無線 透析医療ネットにて
宮古の後藤泌尿器科皮膚科医院の後藤院長と沼崎さんが
取材を受けた記事が掲載されました。
 お知らせ
都合により定期交信13時の部はしばらくの間休止します。
 ごあいさつ
・岩手透析ネット代表
・医療法人芝蘭会 いするぎ医院 理事長・院長

 岩動 孝
 いわて透析ネット構築にあたり、ご挨拶を申し上げます。
 2011年3月11日の東日本大震災・津波の際、岩手県の透析医療は、岩手腎不全研究会と
岩手県行政との連携の下、大きな混乱がないままに通常の運用に至る事が出来ました。
その要因としてあげられる事は、透析医療機関が震災や津波により壊滅的な被害がなかった事、
電気や水の供給が断たれなかった事、大きな道路が被害を受けず交通の遮断がなかった事、
行政の努力などにより通院確保環境が確保できた事、などがあげられます。
一方、困った事としてあげられるのが、情報伝達手段が断たれた為、透析に必要な物資(透析液や
ダイアライザー、血液回路など)の提供に大きな努力が要った事、などでした。
 このような背景から、岩手腎不全研究会の当時の藤岡知昭会長・大森 聡代表幹事などの提案で、
全ての電源が失われてもなお通信手段として有効なアマチュア無線によるネットワークが構築され
ました。
その概要は、岩手県内の45の透析施設の全てでスタッフ2人に第4級アマチュア無線技士資格を
取得させ、無線局を開局させた後に無線機とアンテナを配備して、アマチュア無線による通信を
可能とした、というものでした。
 それだけでネットワーク構築が終わったわけではなく、全医療機関を結んだ無線通信訓練を
兼ねた定期交信(ロールコール)を毎週行う事で、通信技術を磨き、更に風化を防ごうと努力を
続けております。
更に全医療機関が参加するメーリングリストを作り、平時の情報伝達はメーリングリストを通じて
行っております。
 災害時の緊急対応は、平時に行っている以上の事は為し得ない事は明確であり、この事からも
日頃アマチュア無線通信を趣味として馴染んでもらう事は大事な事だと思っております。
 悩みは、アマチュア無線に興味を持たないスタッフにいわば無理やり押し付けた形である為、
定期交信(ロールコール)に参加する局が少ない事です。
今後も地道に活動を続けていきたいと思っております。
                                          岩手腎不全研究会 岩動
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